電脳版「まどい」へ 
1・2002



2001年、ITの時代と言われるようになりました
パソコンの普及率も日増しに上昇していると言われます
インターネットやメール通信の利用が活用されるようになり
シニアの方々にも普及されてきました

すでに60の坂を越えた私たちの仲間のなかににも
、数人の方が始められています
将来、と言ってもそうそう時間があるわけでもないのですが
、出来れば、これまでの機関誌と平行して、メールやホームページを通しての
『まどい』を実現させたい。それが夢です

『まどい』は、離ればなれになる友達と、たとえ住むところが違っても
いつも膝を交えて語り合えるようにとの願いから始められました
中学校を卒業して46年、『まどい』は
ある程度その役目を果たし得たのではないかと思ってます
しかし、年齢がかさむに従って、ひっそりと暮らす様になる状況から
これまで以上に、人恋しさが増すものと思われます
更に、状況の変化や暮らしの様子などお互いの心配事が増えてくるのも明らかです

外出も億劫になるそんな座布団の上でリアルタイムに
お話が出来るとすれば、お互いの安否の気遣いも少なくなるのではないだろうか
これこそ、文字通りの「膝を交えて」が実現するのではないだろうか

この年齢になって
しかも最新の機械などとてもとてもと思うのはどうしようもないものです
テレビやビデオのリモコンさえ満足に扱えないのが本音
でも家族がいます。息子や娘孫もいます
こうした若い人たちには、現に使っている方もいますしこれから始めるかも知れません
1台あれば、家族みんなで使えます
それがまた家族のコミュニケーションにもなることでしょう

決して長いとは言えないこれからの人生に、幅広いコミュニケーションもいいが
お互い肩を寄せ合って来た者が、背伸びをしてでも
21世紀の神器を使って
老後のページを塗りかえてゆきたいものです