(編集中)
首都圏で
羽後町仙道出身者が集う
「真坂峠の会」真坂峠・・・・仙道に住む人々は、この真坂峠を下って町場に入る。
真坂峠・・・・仙道を旅立った人は別れを惜しみながらこの峠を越える。
真坂峠・・・・仙道に帰ってきた人はこの峠を越えた時古里の匂いを感じる。
真坂峠はその昔、山肌をぬう道には覆い被さる雑木。はるか下に音だけが流れる
渓谷。雪のない時は馬車で、雪道は馬そりでほとんどあるいて越えた峠だった。
車が多くなると、谷底へ落ちるなど。一時は幽霊騒ぎまであった峠。
今ではまるでハイウエイ。誰一人あるくものはいない。
この「真坂峠の会」は、年に一度東京で行われている「首都圏羽後町会」(昨年で18回)、たまには地域ごとの(羽後町合併前の)集まりを持ってはとの話がまとまり、仙道出身の皆さんが年に二度懇親会をやるようになったと言うものでした。 すでに。今年平成16年2月の集まりで5年目となる。 みんないろんな思いを抱きながら「真坂峠」を越えてきた人たちである。 |
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会場は、川口市「川口ゆの郷」 →右の2枚は、平成14年の時。2月16日 ←左は平成15年6月15日でした。 それぞれ年代も違い、初対面が多い中でも、同じ仙道の人たち。話してゆくと、何処か繋がっている驚きが一杯でした |
2004年2月15日 「真坂峠の会」
「ゆの郷」は、西川口駅から送迎バスがあります。約10分。 天然温泉で、地下1200メートルからくみ上げられ、疲労回復や神経痛などに効くとされています。 いろんな種類の風呂や、エステコーナーからリラックススペースまで。美容から健康そして安らぎをえられる施設になっています。 |
ゆの郷 西川口 |
「真坂峠の会」は、毎回この会場で行われています。 早めに来て風呂に浸かって来る人も 後でゆっくり身体を休める人も、久しぶりに会う古里の皆さんと楽しい一時を過ごしながら、これこそゆったりとした気分を味わえると言うものです。 |
12時、3階の宴会場には皆さんお揃い。すでに風呂上がりも何人交いました。約30名。 昨年の時には寒く雪さえちらついていましたが。今年は2月にしては気温も高めでした。年に2回の集まりは、「俺はこれが楽しみで生きているんだ」という人もいて毎回の参加の人もいれば、初めてという人も。 同じ仙道の出身と言えども、若い人から70過ぎまで、みんながご存知とはいきません。それでも話しているうちに。何らかのつながりがあることに気付いて、驚くこともあります。「いつの間にか親戚になっていた」と言ったおもしろさがありました。 なかなか名前も覚えられず、今回は皆さん名札をつけての会合となりましたがそれでも思い出せないところもありました。 これまでに延べ人数にしたら百名を越えるようですが、出来ればメンバーの出身部落や中学校の卒業年数などの名簿があったらもっと深まるものもあるかも知れません。 それにしても懐かしく尽きない話は用意された料理さえ残すようでした。 最後には、みんな立ち上がって手をつなぎ、「北国の春」を歌い上げました。 12時から4時まで、それでも時間が欲しくて、今度は広場の方へ移動しての懇談となりました。大広間のステージでもカラオケが始まるなど、他のお客さんと一緒に、その日の半日は、古里へ帰った気分を味わうことが出来ました。 |
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